Windows 8.1 に gnupack 11.00 で Emacs をインストール
Windows で Emacs 使うなら、今も gnupack が簡単でオススメらしい。
GNU公式などいろいろなバイナリパッケージが存在していますが、日本語環境ではgnupackで入れる方法が便利です。
gnupack のサイトを見て、最新版の gnupack 11.00(の basic の方)をダウンロード、インストール。Emacs only のパッケージもあるけど、Cygwin, Unix コマンドも使うので gnupack(Cygwin + Emacs) を。
- gnupack Users Guide
- ドキュメントに書かれているけど、日本語を含むパスにはインストールしないこと。
ホームディレクトリと設定ファイルのコピー
デフォルトではインストールしたディレクトリの下の home がホームディレクトリと見なされるので変更する。
%INST_DIR%\config.ini
を開いて、HOME
の行をコメントアウト(Windows の方で環境変数HOME
を別途設定済みのため)
; -*- Mode: Conf-Windows ; Coding: sjis -*- [SetEnv] ;_font_ = MS ゴシック _font_ = Migu 1M _local_ = %INST_DIR%\app\cygwin\local CYGWIN_DIR = %INST_DIR%\app\cygwin\cygwin EMACS_DIR = %INST_DIR%\app\emacs\emacs ; HOME = %INST_DIR%\home
設定ファイル(ドットファイル)のコピー
%INST_DIR%/home/
にある .bashrc
などをホームディレクトリにコピーする。Emacs の設定は既にあるのでコピーしない。
Emacs の設定
.emacs.d/init.el
は既にあるものを使う。(gnupack, Windows 用設定は、gnupack 付属の init.el からいくらかコピペするけど。)
gnupack の config.ini
でフォントやテーマが設定されてしまっているので、これをオフにする
[Emacs] ;foreground = white ;background = black ; geometry = 91x31+70+28 ; fontName = %_font_% ; fontSize = 12 ; ; ; see also http://gnupack.sourceforge.jp/docs/latest/UsersGuide_technical_info.html#_color_theme ; colorTheme = simple-1
タスクバーピン留め問題
%INST_DIR%
にある emacs.exe
や mintty.exe
は何かランチャーのようで、実際に使っているときのプロセスは違うっぽい。そのせいか、%INST_DIR%
にある emacs.exe
や mintty.exe
をタスクバーにピン留めしてそこから起動すると、タスクバーには別にアイコンが表示されちゃう。(Windows 7 のころから一緒)
Emacs の起動が次のページに書かれているような形になっているから、かな。
回避方法は未調査、気にしない方向で。